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【初心者向き】愛犬をもっと可愛く撮りたい!SNS映えする写真の撮り方を5つ教えます

【初心者向き】愛犬をもっと可愛く撮りたい!SNS映えする写真の撮り方を5つ教えます

SNSを見ていると、

  • 「あら、この犬の写真かわいくてなんか好き」
  • 「うちの犬もかわいく撮ってみたいな」

と感じたことがある飼い主さんも少なくないと思います。

でも写真は好きだけど、こういう写真ってどうやって撮るんだろう?と素朴な疑問を感じつつ、とりあえずカメラを買ってなんとなく撮って、それっぽく加工してみたりして、なーんか違う…

なんて落胆している人も多いのではないでしょうか。

写真はちょっと視点を変えるだけでガラリと良くなることもありますよ!

そこで今回は、毎日愛犬の写真を撮り続けている私が「犬をもっと可愛く!躍動感のある写真を撮る5つの方法」について簡単にまとめてみようと思います。

※サンプルで登場する写真はすべてミラーレス一眼で撮影しています

Contents

【初心者向き】犬の写真を可愛く見せる5つの撮り方とは

【初心者向き】犬の写真を可愛く見せる5つの撮り方とは

私が愛犬をかわいく撮るときに意識しているのは主にこちらの5つです。

  1. ピントは犬の目へ
  2. カメラは犬の目線の高さに
  3. シャッタースピードを上げる
  4. 露出を上げて明るく
  5. アイキャッチを意識して

どれも犬を可愛く撮影するには欠かせない重要なポイントばかりです。今すぐできる簡単な方法もあるので、写真にこだわりたいという方はぜひ参考にしてみてください。

1.犬の目にピントを合わせると生き生きとした表情に

カメラは基本的に手前にあるものにピント(焦点)を合わせる特性があるため、コーギーのようなマズルの長い犬種の場合「鼻先」にピントが合ってしまうことが多くなります。

犬をより可愛く撮るには「ピントは犬の目に合わせる」ことがとても重要で、目がくっきり写っていると生き生きと可愛い表情に見せることができます。

犬の目にピントを合わせると生き生きとした表情に
▲目にピントを合わせて撮影した写真例

前提として「目にピントを合わせる」という撮影方法は、犬に限らず人や動物を撮る上ですべての基本となる最も重要なポイントです。

私も使っているiPhone12などのカメラの場合、鮮明に映したい箇所を画面でタッチすればピントを自動で合わせてくれる機能が備わっています。

iPhoneは任意の箇所にピントを合わせることができる

犬の場合「目にピントを合わせる」という撮り方はスマホでも必ず押さえておきたい基本です。

2.カメラを犬の目線の高さに合わせると躍動感が増す

普段犬の写真を撮影する際、なんとなく人間の目線から撮ってしまうことが多いですが、それよりも犬が普段見ている目線の高さ(ローポジション)にカメラを構えることでより可愛く躍動感あるダイナミックな写真に仕上げることができます。

カメラを犬の目線の高さに合わせると臨場感が増す
▲犬の目線の高さに合わせて撮影した躍動感のある写真例
犬の目線に合わせて撮影した写真
▲ローポジション撮影なら可愛く自然な表情が撮れる

このように目線の高さまでカメラを下げることで、犬同士の活発な交流や可愛い表情が撮りやすくなるため、初心者でもお手軽に実践できるおすすめの撮影手法です。

日ごろから犬目線を意識しすぎると常にカメラを低く構える癖がついてしまいますが、犬の立ち位置などによってはあえて人間目線で撮影した方が可愛く撮れることもあります。

人間目線で撮影した写真
▲人間目線で撮影した写真例
犬を真上から撮影した写真例
▲犬の真上から撮影した写真例

写真撮影に“絶対”はありませんので、この辺りは臨機応変かつ柔軟に素早く対応していきたいところですね。

3.シャッタースピードを上げるとブレが少なくなる

スマホ撮影では厳しい部分かと思いますが、動きの多い犬を撮影する際は普段よりも「シャッタースピードを上げる」とピンボケやブレを抑えることができます。

シャッタースピードを上げるとブレが少なくなる

デジタルカメラや一眼レフカメラなどではシャッタースピードを自由に変更することができるのですが、オートですべてカメラ任せにすると、

  • 1/30秒
  • 1/50秒
  • 1/80秒 etc

などやや遅いシャッター速度に設定されることが多くなります。(周囲の明るさなどにも左右されます)

シャッタースピードが遅いとシャッターを切っているコンマ何秒の間に犬が動いてしまうため、せっかくの決定的な瞬間も大きくブレた残念な写真になってしまいます。

シャッタースピードが遅く犬の表情がブレてしまった写真
▲シャッタースピードが遅く(1/200)犬の表情がブレてしまった写真

そのため、デジタルカメラなどを使って撮影する場合は、「シャッタースピード優先モード」にダイヤルを合わせて撮るのがおすすめです。

私はドッグランなど犬が激しく動き回る屋外で撮影する場合は1/1000~1/2000秒、屋内で撮影する場合は1/200秒のシャッタースピードに設定しています。

参考までに[私のTwitterでアップしている写真]もご覧ください。

※ただし、シャッタースピードを上げると反比例するように写真が暗くなるため、次に説明する「露出」を上げて撮影するのがおすすめです

4.露出を上げて明るく柔らかい印象に

カメラが判断した明るさでは暗いと感じてしまう場合、「露出」を設定することで自分好みの明るさに調整ができます。

露出を上げて明るく柔らかい印象に

※iPhoneなどスマートフォンでも露出調整できる機種はあります

露出を設定するのはとても簡単で、

  • プラス側:明るく
  • マイナス側:暗く

という2パターンのみです。ただし、露出設定は細かく刻むことができるため、実際に写真を撮りながらちょうど良さそうな明るさに微調整していく(感覚を掴んでいく)必要があります。

※明るい写真のことを「ハイキー」、暗い写真のことを「ローキー」とも言います

ちなみに私の現在の設定だと、

  • 屋内撮影:+1.7~2.0程度
  • 屋外撮影:+1.0程度

に合わせることが多く、通常よりも少しハイキーに設定することでSNS映えする柔らかな印象の写真を撮影することができます。

また、「ホワイトバランス」も調整できるとより雰囲気の良い写真に仕上がります。

ホワイトバランスを整える

通常ホワイトバランスはオートでも構いませんが、撮影場所の雰囲気に合わせて「晴天モード」「曇天モード」など白色がより自然に見えるモードに設定することもできます。

  • 晴天、太陽光モード:青みが強くなる(クールな印象に)
  • 日陰、曇天モード:赤みが強くなる(渋みのある印象に)
ホワイトバランスを調整して撮影した犬の写真例

特に雪の多い地域で撮影すると全体が青白っぽく映ってしまうため、私は手動でケルビン数を低めに抑えて(赤みを強くして)より自然な白色が出るようにホワイトバランスを調整しています。

5.アイキャッチを意識してさらに可愛い表情に

「アイキャッチ」とは目の中に写り込む光のことを表しています。

アイキャッチを意識してさらに可愛い表情に

アイキャッチがない(少ない)写真の場合、犬の顔が暗く沈んだように見えてしまい、元気がなさそうな表情になってしまいます。

アイキャッチのないイマイチな写真例
▲アイキャッチのないイマイチな写真例
アイキャッチを取り入れた明るい写真例
▲アイキャッチを取り入れた明るい写真例

しっかりと目の中にライトが写り込んでいて、生き生きとした表情に見えますよね。

屋内で撮影する場合は犬が照明器具の真下に来てしまったり顔に影ができないようにし、屋外で撮影する場合は可能な限り太陽の光が目に写り込むような角度で撮影するのがおすすめです。

犬のベストショットは連射が鍵!

上述したような犬撮影のハウツーはもちろん大切ですが、その上で愛犬のベストショットを発掘するには「連射」が鍵を握っていると言っても過言ではありません。

こちらは連射での撮影中に偶然撮れた写真ですが、躍動感があってとてもお気に入りの1枚です。

雪の中から勢いよく顔を覗かせた瞬間をうまくカメラが捉えてくれました。

他にも連射を使えばこのような「コマ送り写真」も撮ることができます。

連射の例1連射の例2連射の例3連射の例4連射の例5連射の例6連射の例7連射の例8連射の例9連射の例10連射の例11連射の例12連射の例13連射の例14連射の例15連射の例16

ブログ用に写真の解像度をかなり落としていますが、本当に楽しそうなかかわいい表情がたくさん撮れていますよね。

このままインスタにアップしても面白いですし、走っているときの意外な表情やしぐさを垣間見ることができるので犬撮影×連射はとても面白いですよ。

[jin-fusen3 text=”連射をそのままインスタにアップしました”]

走る犬の目元にピントを合わせて連射する場合、瞳を追従するオートフォーカスがついた一眼カメラが初心者にもおすすめです。

可愛い犬の写真は誰でも撮れる!

可愛い犬の写真は誰でも撮れる

いかがでしたか?

上記でまとめた撮影方法を意識するだけで、カメラ初心者でも犬を可愛くかつ臨場感溢れる写真を撮ることができます。

もう一度まとめておくと、

  1. 犬の目にピントを合わせる
  2. カメラは犬の目線の高さに構え躍動感を演出
  3. シャッタースピードを上げてブレを抑える
  4. 露出を上げて明るく柔らかい雰囲気に
  5. アイキャッチを取り入れてさらに可愛く
  6. 連射で意外なかわいい表情を

これらを意識して犬を撮影するだけで、人とは違う“一歩先を行く写真”を残すことができます。

こだわり始めると本当にキリがないのが写真の世界ですが、まずは手持ちのスマートフォンやデジタルカメラを上手に活用してぜひ挑戦してみてくださいね。

※動物向きのカメラやレンズの話も同じくらい重要ですが、そちらはまた別の機会にしようと思いますm(__)m